福島第５団ベンチャー隊の恒例となっております第13回100kmハイクがGWの最中5月の１日〜２日にかけて、栃木県のJR豊原駅から福島県庁までのコースで行われました。
　スタート地点まで車で一時間とちょっとの時間で移動する事が出来るのに、歩いて帰るとなると途中の食事や休憩の時間を入れて35時間。

　100ｋｍの道程を自らの足で歩いてみて、自動車の便利さもさることながら、「自転車も何と便利で快適な乗り物なんだなぁ〜!」と改めて感じていたスカウトも居りました。
元気良く最後までペースが乱れないスカウト、両足に大きなマメを作って、なかなかペースが上がらないスカウト、両方のスカウトのペースを旨く調整してくれるスカウトと、自然とスカウト達が自ら励ましあい、一人の脱落者も出さないように協力しておりました。
　途中、郡山では71団の開成山大神宮の施設を夜間の休憩場所として提供して頂きましたし、スカウトのお母さん達からは、豚汁とおにぎりをたくさん差し入れをしていただきました。
このハイキングを実施するにあたっては、団委員長、副団委員長、育成会長、ＢＳ隊長、ＲＳ副長、ＲＳと５団を挙げてのサポート体制を作っていただき、参加スカウトは皆「自分だけの力ではなく、仲間同士の励ましや、サポートして頂いた皆さんのお陰で完歩する事が出来ました」と感謝を述べておりました。
スタートからゴールまで、ずっとサポートをしてくれた皆さんや、ゴール地点でわざわざ迎えに来てくれた、参加出来なかったベンチャースカウトや参加スカウトの家族の皆さん、そして福島第５団の皆さん、本当にありがとうございました。
　新婚旅行にも行かずに、結婚早々にもかかわらず奥さんに途中まで送ってきてもらって、途中からスカウトと一緒に歩き出した副長もいました。
　スカウト達が体験したこの35時間が彼らの大きな財産になる事と思います。
　またこの13回の100kmハイクの中で、初めて２度の「完歩」を達成したスカウトがいる事を報告して、皆様のご協力に感謝の御礼といたします。